SPEXA -Space Business Expo-
2025/7/30(水)-8/1(金)
東京ビッグサイト

ご聴講ありがとうございました!
2025年の開催情報は、随時公開します。



カンファレンス プログラム一覧(SPACETIDE特別協力)

日程:4月25日(木)
会場:東京ビッグサイト展示会場内 特設カンファレンス会場


SPACETIDEは、2015年の産業黎明期から日本初・アジア太平洋地域最大級の宇宙ビジネスカンファレンスを毎年夏に主催し、「宇宙ビジネスの新たな潮流をつくる」ことをミッションに活動する、非営利団体です。
SPACETIDEに特別協力をいただき、SPEXA会場内で、SPACETIDE特別協力講演を実施します。
事前申込みは不要です。直接会場にお越しください。


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4月25日(木)10:30~11:10【カンファレンス会場B】


日本の宇宙ビジネスの現在地と未来

宇宙ビジネスの黎明期から活動するSPACETIDE代表理事の石田は、民間企業や政府委員としての立場、海外カンファレンスでの豊富な登壇経験をもつ。昨年6月に改定された日本の「宇宙基本計画」も踏まえ、最先端の知見を持って宇宙業界の急速な拡大と変容について解説する。最新の宇宙ビジネスの全体概要を掴みたい方、宇宙ビジネスに興味を持つ初心者、これから宇宙関連事業に携わる方にお勧めする。

一般社団法人SPACETIDE
代表理事 兼 CEO

石田 真康

経歴:

一般社団法人SPACETIDEの共同創業者 兼 代表理事 兼 CEOとして、「宇宙ビジネスの新たな潮流をつくる」ことをミッションに、年次カンファレンス「SPACETIDE」を主催。また、経営コンサルティングファームKearneyのGlobal Space Groupのリーダーとして国内外の政府機関や企業に対して経営コンサルティングを実施。内閣府 宇宙政策委員会 基本政策部会をはじめとする各種政府委員会を通じて日本政府の宇宙政策立案・実行を支援。日経産業新聞および日経デジタルにて「WAVE」を2018年より連載中。また著書に「宇宙ビジネス入門 Newspace革命の全貌」(日経BP社)。東京大学工学部卒。

B-2-2

4月25日(木)11:40~12:50【カンファレンス会場B】


空間地理情報×衛星データ 〜より高度な意思決定をもたらす衛星利活用〜

空間地理情報やデジタルツイン分野で使用される衛星データが、予兆検知や意思決定にどのように役立つかについて、様々なユースケースを踏まえながら議論いたします。また、衛星データの活用方法やそのリアルな活用事例、今後の展望や現時点での技術的な課題についても焦点を当てます。当日は産官学の専門家が、衛星データの活用状況や革新的な応用例、予測分析や意思決定プロセスの向上の可能性について対話します。

慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科
研究科委員長/教授

白坂 成功

経歴:

東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻 修士課程修了
その後、三菱電機株式会社にて宇宙開発に従事。技術試験衛星VII型(ETS-VII)、宇宙ステーション補給機(HTV)等の開発に参加。特にHTVの開発では初期設計から初号機ミッション完了まで携わる。途中1年8ヶ月間、欧州の人工衛星開発メーカに駐在し、欧州宇宙機関(ESA)向けの開発に参加。「こうのとり」(HTV: H-II TransferVehicle)開発では多くの賞を受賞。内閣府革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)のプログラムマネージャーとしてオンデマンド型小型合成開口レーダ(SAR)衛星を開発。株式会社Synspectiveを共同創業者として創業(日本スタートアップ大賞2022文部科学大臣賞受書)。内閣府宇宙政策委員会、文部科学省 JAXA評価部会、内閣官房デジタル市場競争会議、デジタル庁 デジタル交通社会のありかたに関する研究会、経産省 産業構造審議会 グリーンイノベーションプロジェクト部会等、多くの委員会の委員として政府の活動を支援。
2004年度より慶應義塾大学にてシステムズエンジニアリングの教鞭をとり、2010年度より同大学院システムデザイン・マネジメント研究科准教授。2017年度より同教授。2023年10月よりSDM研究科委員長。

株式会社スカイマティクス
代表取締役社長

渡邉 善太郎

経歴:

2002年早稲田大学理工学部卒業後、三菱商事株式会社入社。宇宙・GIS事業領域にて、衛星画像販売事業や位置情報サービス事業の新規企画・開発に従事後、「リモートセンシングで、新しい社会を創る」をミッションに2016年スカイマティクス創業。リモートセンシングデータの処理解析を行う独自の「時空間解析プラットフォーム」をベースに、クラウド型写真測量サービス「くみき」などの産業用リモートセンシングサービスを開発提供中。2021年J-Startup選出。

国土交通省
都市局 国際・デジタル政策課
国際・デジタル政策調整官

椿 優里

経歴:

2016年国土交通省入省。地域公共交通の活性化やインフラの海外展開に従事した後、内閣官房IT総合戦略室にてデジタル庁設置や創立後はベース・レジストリの整備を担当。2023年7月より現職。

青山学院大学
地球社会共生学部/革新技術と社会共創研究所 教授

古橋 大地

経歴:

青山学院大学教授、マップコンシェルジュ(株)代表取締役社長、NPO法人クライシスマッパーズ・ジャパン理事長、東京大学空間情報科学研究センター協力研究員、オープンストリートマップ・ファウンデーション・ジャパン/OSGeo財団日本支部所属。東京大学大学院新領域創成科学研究科修了(環境学修士)。専門は地図学・空間情報学。地理空間情報の利活用を軸に、Googleジオサービス、オープンソースGIS、オープンデータ(OpenStreetMap、PLATEAU、東京都デジタルツイン等)の技術コンサルティングや教育指導を行なっている。近年は「一億総伊能化」をキーワードにOpenStreetMapに熱を上げ、パノラマ技術、ドローンを駆使して、地図を作るためにフィールドを駆け巡っている。

一般社団法人SPACETIDE
代表理事 兼 CEO

石田 真康

経歴:

一般社団法人SPACETIDEの共同創業者 兼 代表理事 兼 CEOとして、「宇宙ビジネスの新たな潮流をつくる」ことをミッションに、年次カンファレンス「SPACETIDE」を主催。また、経営コンサルティングファームKearneyのGlobal Space Groupのリーダーとして国内外の政府機関や企業に対して経営コンサルティングを実施。内閣府 宇宙政策委員会 基本政策部会をはじめとする各種政府委員会を通じて日本政府の宇宙政策立案・実行を支援。日経産業新聞および日経デジタルにて「WAVE」を2018年より連載中。また著書に「宇宙ビジネス入門 Newspace革命の全貌」(日経BP社)。東京大学工学部卒。

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4月25日(木)13:20~14:30【カンファレンス会場B】


能登半島地震を事例にした防災分野での衛星利活用の役割と展望

能登半島地震を例に挙げながら、防災分野での緊急対応や復旧支援において衛星データと衛星通信がどのように活用されたかを具体的に振り返り、将来の防災分野において衛星がどのような役割を果たしていけるのかについて議論いたします。具体的なユースケースとしては、衛星データを活用した災害監視や被災地情報の収集、低軌道衛星通信網を利用した緊急通信の確保、衛星データ解析による復旧支援の効率化などが挙げられます。実際の能登半島地震に携わられている登壇者の専門知識を活かしながら、防災分野における衛星利活用の将来展望について共有しますので、是非ご参加ください。

国立研究開発法人防災科学技術研究所
総合防災情報センター長

臼田 裕一郎

経歴:

1973年長野県生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒、同大学院政策・メディア研究科修了。博士(政策・メディア)。地球観測衛星受信システム開発やリスクコミュニケーション支援システム開発を経て、2006年防災科学技術研究所入所。現職および防災情報研究部門長として防災情報に関する研究開発に従事するとともに、筑波大学教授(協働大学院)としての人材育成、AI防災協議会理事長・防災DX官民共創協議会理事長としての防災DXの推進に努める。

東京大学 大学院情報学環
教授

渡邉 英徳

経歴:

1974年生。東京大学大学院 情報学環 教授。情報デザインとデジタルアーカイブを研究。首都大学東京システムデザイン学部 准教授、ハーバード大学エドウィン・O・ライシャワー日本研究所 客員研究員などを歴任。博士(工学)。
「ヒロシマ・アーカイブ」「忘れない:震災犠牲者の行動記録」「ウクライナ衛星画像マップ」「能登半島地震フォトグラメトリ・マップ」などを制作。講談社現代新書「データを紡いで社会につなぐ」、光文社新書「AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争」(共著)などを執筆。
グッドデザイン賞、アルスエレクトロニカ、文化庁メディア芸術祭などで受賞・入選。岩手日報社との共同研究成果は日本新聞協会賞を受賞。

株式会社アクセルスペース
執行役員/AxelGlobe事業本部長

深澤 達彦

経歴:

成城大学を卒業後、株式会社マクニカへ入社。営業部門、海外仕入部門にて管理職を歴任後、米国半導体スタートアップへ転身しAPAC地区責任者として経営に参画。代理店網のセットアップ、ビジネスの立ち上げをリードし、大手半導体メーカーによるバイアウトを主導。その後、海外光学衛星スタートアップの国内事業の立ち上げと組織開発・運営を管掌。2022年11月にアクセルスペースに参画。

KDDI株式会社
事業創造本部 LX基盤推進部 通信ビジネスグループリーダー

今村 元紀

経歴:

2003年KDDI入社。 携帯電話サービス「au」の通信エリア整備計画や、
光ファイバー通信サービス「auひかり」の提供におけるキャリア渉外などを担当。
2010年から新規事業領域に携わり、KDDI初の電力事業用メガソーラ発電所の建設や、
ヘルスケアサービス「スマホdeドック」の立上に従事。
2022年から、衛星通信ブロードバンド「Starlink」の国内導入や、利活用サービスの開発に従事。

【モデレーター】
一般社団法人SPACETIDE
理事 兼 COO

佐藤 将史

経歴:

一般社団法人SPACETIDE理事兼COOとして、日本初の民間発宇宙ビジネスカンファレンス“SPACETIDE”の企画・運営を行う他、宇宙ビジネス振興のため各種活動を展開。野村総合研究所にてスタートアップ、オープン・イノベーション関連コンサルティング、政策立案から企業戦略まで幅広く従事(~2019年)。東京大学理学部卒・同大学院理学系研究科修了、UCLA大学院MPP。内閣府「みちびきエバンジェリスト」。気象庁「静止気象衛星に関する懇談会」委員。

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4月25日(木)15:00~16:00【カンファレンス会場B】


アクセラが生み出す新たなエコシステム

SPACE COTAN株式会社
取締役 兼 COO

大出 大輔

経歴:

一級建築士、博士(工学)。2015年に(株)大林組に入社後、建設現場監督や、耐震分野の研究、新規事業創出に取り組む。内閣府主催の宇宙ビジネスアイデアコンテストS-Booster2018での受賞を機に宇宙ビジネスに取り組み、2021年4月より、SPACE COTAN(株)取締役兼COOとして、射場開発資金調達やロケットの誘致に取り組む。

STARTUP HOKKAIDO実行委員会
事務局長

藤間 恭平

経歴:

大学卒業後、新聞社にて広告、イベント企画業務に従事。在籍中の2018年にスタートアップ支援会社の立ち上げに参画。以降、北海道初のアクセラレータープログラム、札幌市のスタートアップ発掘・支援プロジェクト、インキュベーション施設の開設など、北海道内のスタートアップ関連プロジェクトに多数参画。
2022年に地域でのスタートアップエコシステム構築を支援する「DRIVE Incubation」を創業。
2023年に、北海道、札幌市、北海道経済産業局らが参画する官民組織「STARTUP HOKKAIDO実行委員会」事務局長、中小機構北海道本部スタートアップアドバイザーに就任。

将来宇宙輸送システム株式会社
代表取締役

元内閣府宇宙開発戦略推進事務局参事官補佐(S-Booster創設)

畑田 康二郎

経歴:

将来宇宙輸送システム株式会社代表取締役、株式会社ispace社外取締役、株式会社アークエッジ・スペース社外取締役、株式会社デジタルハーツプラス取締役。
2004年、京都大学大学院エネルギー科学研究科(修士課程)を修了後、経済産業省に入省。2015年より内閣府宇宙開発戦略推進事務局に出向し、宇宙活動法の制定、宇宙産業ビジョン2030の策定、宇宙ビジネスアイデアコンテストS-Boosterの創設など民間宇宙ビジネス拡大に貢献。2022年5月には将来宇宙輸送システム株式会社を創業し、代表取締役に就任。

合同会社OpenCrucible
代表社員

濱地 健史

経歴:

技術系スタートアップの取締役/CxOを複数社で務める他、国内大企業の新規事業創造プログラムの企画運営、伴走支援を行う。S-Booster審査員兼メンター、中小機構のBusiNestアクセラレータコース審査員兼メンター、JAMSTEC事業化プロモーター、国内大学の起業支援プログラム支援者なども務める。海外スタートアップのメンタリング支援についても5年以上の経験を持つ。

一般社団法人SPACETIDE
AXELA Program Manager

一柳 清高

経歴:

一般社団法人SPACETIDEにて宇宙スタートアップ育成のためのアクセラレーションプログラム「AXELA」の立上げ、企画、プログラムマネージャーを担当。
大手衛星オペレーターにて衛星通信の監視、技術支援、衛星調達を経験し、現在はスタートアップ協業・投資担当と衛星運用エンジニアを務める。2020年まで内閣府宇宙開発戦略推進事務局にて民生分野における宇宙利用促進に関する業務に携わり、S-Booster2018,2019を担当。

※敬称略。都合により講師、プログラムの内容に多少の変更がある場合がございます。あらかじめご了承ください。