SPEXA -Space Business Expo-
2025/7/30(水)-8/1(金)
東京ビッグサイト

ご聴講ありがとうございました!
2025年の開催情報は、随時公開します。



カンファレンス プログラム一覧(開発・インフラ支援)

日程:4月24日(水)~26日(金)
会場:東京ビッグサイト展示会場内 特設カンファレンス会場


「開発・インフラ支援」をテーマに宇宙ビジネスをリードする企業・専門家が連日講演。
宇宙利用を促進する技術開発やインフラ整備について、知りたい方におすすめです。
事前申込みは不要です。直接会場にお越しください。


C-1-3

4月24日(水)13:00~13:30【カンファレンス会場C】


新たなる挑戦、宇宙への道 出光興産のCIGS薄膜太陽電池が描く未来

当社は地上用で培った技術を起点に宇宙用CIGS薄膜太陽電池(以下、CIGS)の事業化に向けて挑戦している。
当社CIGSの放射線耐性の高さはJAXAの民生部品・コンポーネント実証衛星「つばさ(MDS-1)」と東京大学のCubeSat「XI-V(サイ・ファイブ)」による宇宙実証によって既に証明されている。
さらに、当社の子会社であるソーラフロンティア社は、世界で唯一CIGSのGWクラス生産を成し遂げた量産技術・ノウハウを保有しており、これらアセットを活かすことで宇宙においても大面積で軽量かつ曲げられる太陽電池が実現可能で、世界に向けてCIGSを提供していく計画を進めている。
本講演では、出光興産のCIGSがどのように宇宙開発に貢献し、革新をもたらしていくのかをお伝えする。

出光興産株式会社
先進マテリアルカンパニー
技術戦略部戦略企画室

新規事業推進グループ

千葉 善之

経歴:

出光興産株式会社先進マテリアルカンパニー技術戦略部戦略企画室新規事業推進グループ。2008年東京工業大学大学院理工学研究科電子物理工学専攻博士後期課程修了。博士(工学)。2008年に昭和シェル石油に入社。出光興産との経営統合を経て、2021年からは現職で宇宙用CIGS薄膜太陽電池のプロジェクトリーダー。宇宙ビジネスの事業化を推進中。

A-1-3

4月24日(水)13:15~14:00【カンファレンス会場A】


宇宙産業の拡大に向けた保険会社の役割と三井住友海上の取組

現在、宇宙産業は民間ビジネス主体へと大きく舵を切っており、
特に宇宙戦略基金の設置やSBIRでの宇宙事業に対する多額な資金の投入を通じ、
これまで以上に宇宙産業が宇宙空間ないし地球上の様々な課題解決に資することが見込まれる。
そのような中での三井住友海上の、宇宙産業をよりサステナブル且つよりレジリエントにするための取組を紹介する。

三井住友海上火災保険株式会社
企業マーケット戦略部
宇宙開発チーム
課長代理

土屋 光陽

経歴:

三井住友海上火災保険株式会社入社後、重工業・機械メーカーに対する営業やリスクコンサルティング提案を歴任。2020年4月に国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)新事業促進部に出向し、宇宙スタートアップを含む民間企業の新規事業の支援やJAXAベンチャー支援制度の運営、出資業務、法務等を担う。2023年4月より三井住友海上に帰任し、現職に就く。

D-1-4

4月24日(水)13:30~14:00【カンファレンス会場D】


航空宇宙系で実績のあるCAEソフトウェアのご紹介

CAEソフトウェアを導入したい、でもソフトウェアがたくさんあってどれがいいのかわからない。まずは実績のあるソフトウェアについて理解を深めてみませんか。なぜ実績があるのか、なぜ使われ続けているのか。その理由を基に各ソフトウェアの特徴を整理することでより検討が進むのではないでしょうか。本セミナーでは航空宇宙系で実績のあるFemap、および、Nastranが、なぜ選ばれるのかをご紹介いたします。また、CAEソフトウェア導入の際に注意したいポイントもお話いたします。

株式会社エヌ・エス・ティ
技術部

金子 哲平

経歴:

入社以来ユーザーサポートを担当し、技術フォローや講習会、ソフトウェア導入支援を手掛ける。担当するソフトウェアは構造解析、電磁場解析、構造最適化等。ホームページ運営やマーケティングツール開発なども担当し幅広く活躍。CAEは学生時代の専門と全く違う分野であることを活かし、はじめてCAEを導入するお客様により沿ったサービスの提供を心掛けている。

A-1-4

4月24日(水)14:30~15:30【カンファレンス会場A】


【対談】宇宙ビジネスを後押しする宇宙法の展望

民間事業者が宇宙ビジネスに参入していくうえでは、事業者共通の指針やルールが必要不可欠であり、それを実現するのが「宇宙法」である。本講演では、宇宙を取り巻く法律について、要点や疑問点を整理しつつ、宇宙法が後押しする宇宙ビジネスの未来について考える。

慶應義塾大学
理工学部機械工学科
教授

松尾 亜紀子

経歴:

1993年名古屋大学大学院工学研究科航空工学専攻博士課程修了、博士(工学)取得後、日本学術振興会特別研究員(PD)として宇宙科学研究所に所属。1995年慶應義塾大学理工学部機械工学科助手に就任し、1997年専任講師、2001年助教授(准教授)、2008年より教授に就任。専門分野は、圧縮性流体力学、燃焼工学、宇宙推進工学、コンピュータシミュレーション。2020年、第52期日本航空宇宙学会会長を務める。2022年より内閣府宇宙政策委員会委員に就任。

弁護士法人GVA法律事務所
弁護士
シニアアソシエイト

宇宙・航空チームリーダー

本間 由美子

経歴:

2010年弁護士登録。2012年GVA法律事務所に入所後、同所「宇宙・航空チーム」を立ち上げリーダーに就任。現在、(一社)Japan Space Law Association理事、ブレインズテクノロジー(株)監査役、(株)アークエッジ・スペース監査役、(一社)宇宙美容機構 プロボノ法務アドバイザーを兼任(第二東京弁護士会所属)

D-1-5

4月24日(水)14:30~15:00【カンファレンス会場D】


Samtec社 宇宙向けInterconnect solutionの紹介

1998年東京大学工学系研究科材料学専攻卒。
2022年Samtec Japan LLCに入社。米国Samtec社の会社紹介と、Commercial Off The Shelf(COTS)品を活用した宇宙向けの高速高密度コネクタ、コネクタ付きケーブル等の製品ラインナップの紹介、サポートプログラム、また使用されている実績についてご紹介します。

Samtec Japan LLC
Sales Director

田崎 康平

C-1-5

4月24日(水)15:00~15:30【カンファレンス会場C】


スーパーレジン工業の宇宙開発におけるCFRP(炭素繊維プラスチック)の活用実績と今後の展望

CFRP(炭素繊維強化プラスチック)は、軽量・高剛性・低熱膨張の特性から、人工衛星などの構造体・部品に多く用いられる。スーパーレジン工業株式会社は、はやぶさ2の構造体をはじめ、約30年に渡り人工衛星の多くのCFRP製品を開発・製造してきた。本講演では、宇宙分野におけるCFRPの活用事例だけでなく、今後の宇宙開発におけるCFRP活用の展望についても述べる。

スーパーレジン工業株式会社
営業部長

三大寺 貴信

経歴:

スーパーレジン工業株式会社に入社以来、営業部門で宇宙分野のみならず、産業機器、防衛、一般造形分野の多くの顧客のFRP開発・製造案件に携わってきた。現在営業部長の立場で、過去実績に基づく提案だけでなく、新しい技術を用いたCFRPの幅広い用途提案を行なっている。

A-1-6

4月24日(水)17:00~17:30【カンファレンス会場A】


アモルファスとパーメンジュールによる高効率モータコア

アモルファスとパーメンジュールのモータコアは高効率である。高機能素材で製作されたモータはエネルギー効率が良く小型化、省電力に貢献できる。私たちはあらゆる素材でデザインや加工方法により効率を追求する。

株式会社ジェフテック

木山 徹

経歴:

大学で材料工学を学び、特殊鋼メーカーで表面処理PVDの研究を経て、特殊鋼商社の熱処理事業部にて技術員として勤務。関東地区にて自動車メーカー様、産業機械メーカー様、各社様とお取引きする営業と事業所の責任者を務めたのち、モータやバッテリーの試作品を製造するジェフテックへ移籍。未来と環境を意識したものづくりに取り組む。

D-2-3

4月25日(木)13:00~13:30【カンファレンス会場D】


アルミニウム合金の3Dプリンティング

近年、積層造形技術(AM)に対する注目が高まっており、宇宙分野でのさらなる活用が期待されている。
日本軽金属グループではAM技術の普及に貢献すべく、AM用アルミ合金の開発、造形技術の開発に取り組んでいる。
講演では開発材を含めAMのアルミ合金の特徴、造形体の品質、造形事例について紹介する。

日本軽金属株式会社
グループ技術センター

新領域開拓グループ 主任研究員

長尾 隆史

経歴:

2007年3月、大阪大学大学院工学研究科地球総合工学専攻を修了し、日本軽金属に入社。
グループの研究部門にてアルミニウム構造製品の開発に従事。
2018年より現グループに所属し、アルミニウム合金の3Dプリンティングに関する材料およびプロセス開発に取り組む。

D-2-4

4月25日(木)14:00~14:30【カンファレンス会場D】


COMSOL Multiphysics® によるCubeSatの熱解析

COMSOL ソフトウェアは一つのプラットフォームで連成解析をすることができます。軌道計算、太陽位置計算、アルベドデータ選択、表面間輻射、これらの機能により、地球を周回する人口衛星の完全な熱解析が可能になります。他のフィジックスとさらに連成することにより、宇宙空間における激しい温度差による、光学部品、光通信デバイス、電池、ジャイロなどの特性解析を行うことも可能です。本セミナーではCubeSatの熱解析例をご紹介します。

COMSOL合同会社
マネージングディレクター

水山 洋右

経歴:

2015年に主席エンジニアとして米国ボストンCOMSOL,Inc.に入社。波動光学モジュールおよび光線光学モジュールの開発に従事。2020年よりCOMSOL東京オフィスのブランチマネージャーを務める。九州大学より数理学博士を取得。

D-2-5

4月25日(木)15:00~15:30【カンファレンス会場D】


富士通の技術で切り拓く宇宙ビジネス –
~AIの戦略と事例から見る、新たな宇宙ビジネスの可能性~

第一部では富士通の宇宙ビジネスの歩みと得意とする技術、そして未来展望をご説明し、
富士通が今までどのような宇宙ビジネスに取り組み今後何を目指すのかをお話しする。
第二部では、昨今急速な成長を遂げているAIに関連し富士通のAI戦略とFujitsu Kozuchiの紹介を行う。
さらに、宇宙ビジネスとAIが結びつき、どのような価値を生み出していくのかを具体的な事例を通じて深掘りできればと考えている。

富士通株式会社
パブリック&ヘルスケア事業本部

TC事業部
第二ビジネス部長

佐藤 宗樹

経歴:

1996年富士通に入社し官公庁担当の営業を経て、2015年より宇宙業界の営業に従事。
2020年から2年間、内閣府 宇宙開発戦略推進事務局に出向。官公庁等における衛星データの利用促進担当として従事。
2022年に富士通に戻り、パブリック&ヘルスケア事業本部TC事業部第二ビジネス部の部長を務め、現在に至る。

富士通株式会社
グローバルソリューションBG、CA&E本部
Japan Division、Technology Adoption部 マネージャー

鞆谷 幹

経歴:

1989年富士通に入社。材料研究部門で電子デバイス開発や故障解析に従事。
2003年より購買本部でサプライチェーンにおけるグリーン調達や、電子部品の調達を担当。
2014年よりお客様業務改革コンサルティングに従事(主に、金融・社会基盤のお客様)。
現在は富士通の最先端AIサービス(Fujitsu Kozuchi)の拡販を担当。

C-2-7

4月25日(木)16:30~17:00【カンファレンス会場C】


【組み込みソフト開発を始める方必見!】テスト不足による手戻りを撲滅して新しい価値の創造へ。

講演者自身が自動車のソフト開発現場で経験してきた失敗や教訓を紹介し、開発プロセス、品質、効率、人材などについて語り、宇宙開発でしのぎを削るソフトエンジニアのモチベーションを向上する。
特にテストに関する取り組みは重要であり、各種テストソリューションの紹介も行う。

ベクター・ジャパン株式会社
コードテストツール部
ディレクター

澤田 壮

経歴:

2000年ごろより自動車業界のサプライヤーにおいてエアコンやメーターといったECUのソフトウェア開発を行ってきました。
当然、品質問題やリソースの問題といったソフトウェア開発における代表的な問題点にも数多く直面してきました。
その中で、テストの重要性やツールの重要性に対する考え方も変わり、2017年にツールベンダーであるベクター・ジャパンへ入社しました。
これからは、世の中のソフトウェア開発者をもっと楽にするためにはどういうソリューションが最適なのかを考え、提案して参ります。

A-3-1

4月26日(金)10:30~11:00【カンファレンス会場A】


引抜き成形した一方向連続繊維熱可塑性CFRPロッドを用いた格子状構造部品の革新的な製造法

本講演では、独自に開発した一方向連続繊維熱可塑性CFRPロッド引抜成形装置で引抜成形した熱可塑性CFRPロッドを利用し、自社製サーボプレスを用いる熱可塑性CFRP製リベットの新規締結技術、インサート成形およびオーバーモールド成形を組み合わせた熱可塑性CFRPロッドで構成された格子構造を有する構造部品の製造法、熱可塑性CFRPロッドを立体的な格子構造部品とする技術の紹介をする。

第一電通株式会社
製品開発
マルチマテリアルグループ

課長

江口 剛志

経歴:

2003年 第一電通株式会社入社。太陽電池用多結晶シリコン製造装置開発および結晶成長に関する研究に従事。2011年 深紫外LED結晶成長用基板であるサファイア単結晶の結晶成長に関する研究に従事。2016年 熱可塑性CFRP製リベットの締結技術に関する研究に従事。2019-2022年 経済産業省中小企業庁の令和元年度 戦略的基盤技術高度化支援事業「UD-CF/PEEKロッド、UD-CF/PEEKリベットの開発」、2022-2025年令和4年度 成長型中小企業等研究開発支援事業「UD-CF/PEEKロッドの開発と応用技術の開発事業」のプロジェクトリーダーとして研究に従事 現在に至る。

D-3-1

4月26日(金)11:00~11:30【カンファレンス会場D】


新素材:鉄系超合金粉末の3Dプリントによる高圧/液化水素配管用コネクター開発

宇宙への動力供給を担う高圧/液化水素配管用コネクターは、高強度かつ水素脆化への耐性が要求される。この好適素材は、オーステナイト組織が安定な鉄系超合金であるが、当市販バー材は鍛造/切削加工が困難であった。一方、鍛造/切削を省略し得る「金属3Dプリント工法」も、造形物中のマイクロクラック発生が有り、適用に問題があった。これを解決すべく、筆者らは改良成分組成、3Dプリントおよび後熱処理の特定条件を開発したので、紹介する。

株式会社三ツ知
技術部 材料技術課
課長
技術士(金属・総合技術監理部門)

四十物 剛介

経歴:

平成7年、自動車部品メーカーTRW/日本子会社に入社。鉄鋼材料・熱処理の技術担当・責任者として、国内・アジア拠点における鉄鋼、熱処理および製品の強度品質、試験評価、研究開発に従事。その間、海外グループ会社間の人材・技術交流も経験。平成22年、当所属組織が(株)三ツ知グループへ移行(資本変更)。
(株)三ツ知では、新工法・新製品の研究開発を推進している。実績は、(1)ボルト用合金鋼の超高強度化、低コスト化、省資源化、高品質熱処理開発、(2)真空浸炭による構造部品の高品質化・高寿命化、(3)超微細粒鋼による強度13T自動車用ボルト開発、(4)電磁パルス圧接による耐水素脆性部品開発、(5)新素材3Dプリント工法による水素コネクター開発等。

C-3-2

4月26日(金)11:30~12:00【カンファレンス会場C】


オキサイドが提供する搭載可能なパルスレーザ

オキサイドとその子会社RAICOLは、高性能な光学変調器や波長変換デバイスを結晶レベルから開発・製造している。これらのデバイスを用いたパルスレーザは、航空機や衛星搭載LiDARに直ちに実装できるほど小型軽量で完成度が高い。このような世界最小最軽量のYAGレーザとファイバーレーザを紹介し、その基盤技術を入門レベルで解説する。併せて、パルスレーザの搭載例についても述べる。

株式会社オキサイド
研究アドバイザー
博士(工学)

今井 信一

経歴:

慶応義塾大学工学部計測工学科卒業後、株式会社東芝入社、在籍のまま、2001年から2003年半導体MIRAIプロジェクト、リソグラフィマスク検査グループサブリーダー、2004年か2010年までアドバンスド・マスクインスペクション・テクノロジー、スキャナ技術部長を経て、東芝生産技術センター研究主幹。2012年メガオプト入社、2014年から2016年まで、理化学研究所レーザー多元機能開発チームリーダー併任、2017年株式会社オキサイド入社、2019年から2022年まで、理化学研究所中赤外レーザー光源開発研究チームリーダー併任。この間、2011年から2017年まで大阪大学大学院、招へい教授、併任。現在、株式会社オキサイド、研究アドバイザー。レーザー学会上級会員。博士(工学)。

A-3-3

4月26日(金)13:30~14:15【カンファレンス会場A】


電気・電子システム開発のデジタルスレッドによる人工衛星・探査機の開発の効率化

宇宙ビジネスへの新規参入が多く、開発競争が激化しており、電子デバイスを多数搭載している人口衛星・探査機も例外ではない。本講演では、宇宙ビジネスで成功するために必要な革新的な開発アプローチとしてデジタルツインを実現し、開発プログラムの短縮、設計品質の向上、規制とコンプライアンスの遵守など触れながら、電気・電子分野の機種開発にフォーカスして紹介する。

シーメンス株式会社
シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア
ポートフォリオ開発本部
設計ソリューション部
コンサルタント

柴田 大介

経歴:

2005年、自動車メーカーの関連会社に入社。ブレーキシステム開発として、システム回路、CANネットワーク、制御ソフトウェアの設計に従事。2010年よりメンター・グラフィックス・ジャパン(現シーメンス)に転職し、2015年より航空宇宙・防衛でE/Eシステム開発環境のDX化を推進し、多くのプロジェクトを成功に収めている。​

C-3-5

4月26日(金)14:30~15:00【カンファレンス会場C】


航空宇宙産業での設計/開発・保守メンテナンス作業のための三次元測定・非破壊検査ソリューションのご紹介

近年の宇宙探査・開発分野での日本の先端技術への注目の高まりに伴い、航空宇宙産業向けの製造業でも積極的なプロジェクトの立ち上げや設備への投資が活発化しています。本セミナーでは、宇宙航空機体の三次元設計・開発工程や飛行後の機体のメンテナンス工程における三次元測定・非破壊検査の作業工程のデジタル化に活用できる3Dスキャニング・ソリューションについてご紹介いたします。

アメテック株式会社
クレアフォーム事業部
日本市場マーケティング統括責任者

岸本 毅

経歴:

法政大学社会学部学士課程を卒業後、素材・半導体・ソフトウェアおよび計測機器のメーカー企業にて営業・マーケティング業務に従事。マギル大学にて経営学修士号を取得し、現在はカナダに本部を置く3Dスキャナーおよび関連ソフトウェアのメーカーにて、日本市場向けマーケティングを担当。2021年より同業務の統括責任者を務める。

A-3-3

4月26日(金)14:45~15:15【カンファレンス会場A】


民間主導による有人宇宙輸送事業への取り組みと技術開発の状況

弊社の目指す宇宙輸送事業(事業ステージ1、2)の概要と、飛行形態としてのサブオービタル、オービタル、P2Pの位置付け、これらの事業規模(推定)を示す。
自社独自のエンジン(ジェット-ロケット切替)と有翼水平離発着方式の機体の仕様と効果を示すと共に、飛行開発拠点:下地島宇宙港を含めた現在の開発状況と今後の計画を説明する。
事業スタートに向けた"10テーマ20項目"と、これを実現する為の「事業アライアンス」「侍サプライチェーン」構想を紹介する。

PDエアロスペース株式会社
代表取締役 兼 最高技術責任者

緒川 修治

経歴:

1970年生まれ、愛知県名古屋市出身。幼少の頃より、父が自宅で行う研究/実験を手伝う。
東北大学大学院 航空宇宙工学専攻 修了後、新型航空機開発、自動車機関系部品開発の設計技術者として従事する。
2007年 PDエアロスペースを創業。独自エンジン技術を基にした宇宙飛行機開発に着手する。
秋田大学 大学院講師、内閣府 宇宙戦略室 宇宙政策委員会 宇宙輸送システム部会委員などを歴任する。

D-3-5

4月26日(金)15:00~15:30【カンファレンス会場D】


金属3Dプリンタの得意なことは何か?
宇宙・航空業界における金属3Dプリンタの活用事例を中心に紹介。

現在、世界では特に欧米や中国を中心に、金属3Dプリンタでの実用品開発が盛んに行われており、宇宙・航空分野での利活用も一般的になりつつある。一方、日本はこの数年で認知度は急速に上がって来ているものの、未だ未だ遅れている現状。そんな中、3Dプリンタの種類、仕組み、優位性、品質管理等を含め、実例を交えながら紹介する。また、世界での最新動向を含め、今後の展望に関する考察も行う。

株式会社エイチ・ティー・エル
営業本部 3DP事業部
事業部長

保田 憲孝

経歴:

双日株式会社(旧日商岩井)に35年以上勤務。主として大型プラント輸出ビジネスに携わって来たが、2015年以降は新規事業創出を担当。その際に、金属3Dプリンタに着目し、東北大学金属材料研究所と連携、2017年10月には日本積層造形株式会社(JAMPT)を設立。同社の創業社長として、日本にも金属積層技術を普及させる事を目的に宇宙・航空業界等を中心に、様々な造形に取り組んできた。2022年9月より、独立して自身の会社を立ち上げ、現在は(株)エイチ・ティ・エルでの各種金属3Dプリンタ装置の紹介・販売を主軸に普及活動を行っている。

A-3-5

4月26日(金)15:45~16:15【カンファレンス会場A】


「宇宙が、みんなのものになる。」
~オールジャパンの掛け算で、宇宙時代の未来を切り開く~

SPACE WALKERは、「宇宙が、みんなのものになる。」をミッションに掲げ、誰もが飛行機にのるように自由に地球と宇宙を行き来する未来の実現を目指して、
有翼式再使用型ロケット(スペースプレーン)の開発を行っている東京理科大学発ベンチャーである。
先端技術の研究開発を行う大学シーズから生まれた弊社は、基礎研究から応用研究、社会実装までを目指す革新的な産官学の
オープンイノベーションのチーム体制を構築し、宇宙を経済圏として発展させ、人類の豊かな未来に繋がる本質的な技術や研究成果を生み出す。

株式会社SPACE WALKER
代表取締役CEO

眞鍋 顕秀

経歴:

慶應義塾大学経済学部を卒業後、公認会計士として大手監査法人へ入社。
主に監査業務・IPO・M&A業務に従事した後、2012年には独立開業し、大手企業の経営コンサルから個人の開業・法人設立の支援まで幅広い企業サポートを行う。
その後、2017年に株式会社SPACE WALKERを、現取締役CTO(工学博士)の米本浩一と共同設立。
「宇宙が、みんなのものになる。」をミッションに日本初の有人宇宙飛行の実現を目指し、有翼再使用ロケットの開発を進めている。

B-3-5

4月26日(金)15:45~16:15【カンファレンス会場B】


VR Live Telepresence

InfiniPlanet

Rogelio Guzman

※敬称略。都合により講師、プログラムの内容に多少の変更がある場合がございます。あらかじめご了承ください。