日程:7月30日(水)~8月1日(金)
会場:東京ビッグサイト南展示棟 SPEXA 展示会場内カンファレンス会場
カンファレンスプログラム一覧
(ロケット・人工衛星等の設計・開発/製造)
カンファレンスプログラム一覧(ロケット・人工衛星等の設計・開発/製造)
他テーマのカンファレンス詳細は、以下からご確認ください。
7/31(木)11:00~11:30
民間主導による有翼式再使用宇宙往還機
および新型航空宇宙エンジンの開発構想と次ステップ
宇宙輸送の技術領域と技術動向を示した上で、弊社の取り組む有翼式再使用宇宙往還機(スペースプレーン)およびデトネーションを燃焼技術ベースとしたジェット/ロケット切替エンジンの開発構想と現状、今後の計画を紹介する。
併せて、機体開発・エンジン開発における技術課題を示し、開発パートナーを募る。
PDエアロスペース(株)
最高経営責任者
兼 最高技術責任者
緒川 修治
経歴:
1970年生まれ、愛知県名古屋市出身。
幼少の頃より、父が自宅実験室で行う研究/実験/考案を手伝う。
東北大学大学院 航空宇宙工学専攻(宇宙機推進工学)修了
次期支援戦闘機開発、自動車機関系部品(ターボチャージャなど)開発の設計技術者として従事する。
2007年 PDエアロスペースを創業。デトネーションを技術ベースとした独自航空宇宙エンジンの開発、またこれを搭載した有翼式再使用宇宙往還機の開発に着手する。
秋田大学 大学院講師、内閣府 宇宙政策委員会 宇宙輸送システム部会委員などを歴任する。
7/31(木)11:00~11:30
More than meets the eye :目視では捉えられない洞察をSAR解析で可能に
※本講演は、日本語話者による逐次通訳にて実施します。
合成開口レーダー (SAR) は単なる白黒画像ではありません。昼夜・天候問わず継続的な観測が可能なだけでなく、SAR特有の位相情報により、コヒーレント変化検出(CCD)、干渉SAR(InSAR)、環境変化の抽出、物体検出・分類など高度な解析が可能です。
本講演では実例を通じてCapellaの高品質・高解像度SAR画像が防衛、資源管理、災害対応、海洋状況把握など、多分野における信頼性の高い解析能力をどのように行っているかをご紹介します。
Capella Space
Solutions Engineer
Rex Tan
経歴:
シンガポール国立大学でGISを学び環境学の学位を取得後、GIS、光学衛星・合成開口レーダー(SAR)衛星リモートセンシング、フォトグラメトリー、ドローンマッピングを専門分野としてキャリアを築く。
Capella Space入社後はアジア太平洋地域のソリューションエンジニアとして従事、顧客のビジネスを支援している。
7/31(木)12:00~12:30
HIRECの耐放射線性評価の取り組み
宇宙機に搭載される電子機器にとって、最もクリティカルな宇宙環境が放射線です。この放射線が、ロケットや人工衛星などの宇宙機搭載の電子部品に影響を与え、機器の誤動作・故障を引き起こすことが知られています。
このため、宇宙機に使用する電子部品は、事前の耐放射線性評価が重要です。
HIRECは長年にわたり電子部品の耐放射線性評価を行ってきました。
本講演では、この評価の重要性と取り組みの状況について紹介します。
HIREC(株)
部品事業部 担当部長
坂出 保雄
8/1(金)11:00~11:30
Cut Years, Save Millions, and Reduce Risk: The Era of Hyper-Configurable Space Systems Begins
時間、費用、リスクの軽減!ハイパーコンフィギュラブル宇宙システム時代の幕開け
Every space system has unique requirements for memory, processors, redundancy, and interfaces. Custom designs or adapting one-size-fits-all solutions take years. Novo Space makes it quick and simple.
宇宙システムにはそれぞれ、メモリ、プロセッサ、冗長性、インターフェースに関する独自の要件があります。カスタム設計や画一的なソリューションの採用には何年もかかります。Novo Spaceなら、迅速かつ簡単に対応できます。
NOvo Space, Co
CEO
Rodrigo Diez
8/1(金)14:30~15:00
検証自由度を高め、イノベーションの実現へ
~シミュレーションと数式処理技術によるデジタル検証環境~
宇宙向けシステム開発では、要求条件下での検証に多くの課題が伴います。
本講演では、それらの課題に対して、より多くの検証条件を、より短時間に実施することを支援する、Maplesoft のシミュレーションと数式処理技術を組み合わせて構築されたソリューションを、宇宙向けのアプリケーション事例と共にご紹介します。
Maplesoft
日本支社長 / イノベーションストラテジスト
岩ヶ谷 崇
経歴:
15年以上にわたり、設計計算やシミュレーション技術を駆使し、モノづくり企業を支援。MBD (モデルベース開発) や 1D CAE分野に精通した、システム設計を支えるシミュレーション技術のエキスパート。
現在は、科学技術計算ソフトウェアの開発会社である Maplesoftにて、立ち上げを主導した日本支社の支社長として日本向けの活動をリードすると共に、自ら開発者として伝熱・流体・モータドライブなど専門分野向けツール開発を行い、また、宇宙産業に携わる企業を含む様々な顧客向けのソリューション構築を行うプロジェクトを実施している。
※敬称略。都合により講師、プログラムの内容に多少の変更がある場合がございます。あらかじめご了承ください。