日程:7月30日(水)~8月1日(金)
会場:東京ビッグサイト南展示棟 SPEXA 展示会場内カンファレンス会場
Japan IT Week, Japan DX Week, 営業・デジタルマーケティング Week, EC・店舗 Week カンファレンス
第2回 SPEXA -【国際】宇宙ビジネス展 - は終了しました。
たくさんのご来場ありがとうございました。
次回の開催情報は TOPページ よりご確認ください。
カンファレンスプログラム一覧(日本の宇宙産業戦略 2025)
他テーマのカンファレンス詳細は、以下からご確認ください。
Moon-1-5 会場:Moon Stage
7/30(水)15:00~15:30
内閣府宇宙開発戦略推進事務局による宇宙産業の課題解決に向けた取組
~宇宙スキル標準と、宇宙輸送技術の標準化~
宇宙産業の急速な発展に伴い、人材需給のミスマッチが深刻な課題となっています。昨年度内閣府が実施した調査を踏まえ、昨今の宇宙業界が抱える人的課題について解説します。
その上で、内閣府が推進する「宇宙スキル標準」の策定を通じた、スキルの可視化と人材基盤強化に向けた取組をご紹介します。
また、我が国の宇宙輸送技術の国際競争力強化に向けた、規格化・標準化の在り方に関する調査についても合わせてご紹介します。
内閣府
宇宙開発戦略推進事務局
参事官補佐
宮下 陽輔
経歴:
2011年、全日本空輸(株)に入社し、大型旅客機の整備及び整備技術管理に従事。2018年より同社の宇宙事業化プロジェクトメンバー、2021年よりANAホールディングス(株)に出向して宇宙事業の創出に取り組み、2024年4月より官民人事交流で現職。現職では主に宇宙輸送分野を担当。
Earth-2-2 会場:Earth Stage
7/31(木)12:00~12:30
官民が共創する宇宙活動に向けて(文部科学省の宇宙関連施策)
スペース・トランスフォメーションが世界的なうねりとなる中、我が国でも官主導から官民共創へとその担い手が広がりつつある。政府の宇宙基本計画のもとで、JAXAの基盤強化や各種プロジェクト、スタートアップ等が有する先端技術の大規模技術実証、JAXAを結節点として大学等や企業の技術開発及び実証等を支援する宇宙戦略基金事業など、文部科学省の宇宙関連施策について紹介する。
文部科学省
研究開発局 宇宙開発利用課長
梅原 弘史
経歴:
2001年に文部科学省に入省後、ライフサイエンスや宇宙開発、人材政策などの科学技術・学術や、初等中等教育行政等に従事。
米国ジョージワシントン大学宇宙政策研究所客員研究員、つくば市(国際戦略特区部長)及び外務省(在ロシア日本大使館)への出向、文部科学大臣秘書官、科学技術・学術政策局拠点形成・地域振興室長、高等教育局専門教育課長などを経て、2025年4月より現職。京都府出身。
Jupiter-2-2 会場:Jupiter Stage
7/31(木)13:00~14:00
J-SPARC共創の7年間の軌跡と今後の更なる挑戦
- J-SPARC事例ハンドブック紹介 -
JAXA宇宙イノベーションパートナーシップ(J-SPARC)の事例ハンドブックを紹介しながら、7年間の取り組み事例、多様な具体成果、現状の課題と今後の目指す方向性について説明する。
JAXA(国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構)
宇宙戦略基金事業部 技術開発Mgt. グループ長
兼 新事業促進部 事業開発グループ長
高田 真一
経歴:
JAXA入社後、ロケットエンジン開発、宇宙船「こうのとり」開発・運用、米国ヒューストン駐在員事務所にてNASA等との国際調整業務を経て、現在は、JAXA宇宙イノベーションパートナーシップ(J-SPARC)プログラムを展開し、JAXAの研究開発力の向上と新たな民間宇宙ビジネスの創出を目指した複数の共創プロジェクトを推進している。
加えて、2024年4月から、宇宙戦略基金の技術開発マネージメントに従事。兵庫県姫路市出身。
宇宙戦略基金
~十年後の未来を塗りかえる~
2024年3月。JAXAに宇宙戦略基金が造成(第一期分3,000億円)されてから早1年。2025年1月には新たな造成分(第二期分3,000億円)も加わり、まさに今、日本の宇宙活動の歩みは加速している。
本講演では、第一期のこれまでの取り組みと、第二期の最新の情報を通して、宇宙戦略基金が目指す将来の宇宙活動について紹介していく。
JAXA(国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構)
宇宙戦略基金事業部
ゼネラルプロデューサー
寺田 弘慈
経歴:
1985年 宇宙開発事業団(NASDA)入社
1994年 ドイツ ボン派遣員事務所勤務
・ドイツ ボンにおいてNASDA事務所を開設
・ドイツ宇宙機関等との連携協力を推進
2003年 技術試験衛星Ⅷ型(ETS-Ⅷ)、「みちびき初号機」開発
・ETS-Ⅷ開発のファンクションマネージャとして大型展開アンテナ成功を牽引
準天頂衛星システム開発のプロジェクトマネージャとして、初号機成功を牽引
2020年 JAXA理事
・広報部長・経営企画部長・調達部長を経て、理事に就任し、第一・第二宇宙技術部門長、筑波宇宙センター長として、人工衛星の開発・運用・利用を牽引
2024年 宇宙戦略基金事業部
・現職では、衛星領域に係る技術開発マネジメントの統括を行う
Moon-3-1 会場:Moon Stage
8/1(金)10:30~11:00
宇宙の産業構造変革
近年、取り巻く環境が大きく変化している宇宙産業は、官から民へとトレンドが移り、多くのスタートアップが参入し、世界的にも市場規模が拡大傾向にある。
また、既に社会実装が進みつつある成長分野であり、経済社会や安全保障の基盤となる重要産業である。
そのため、乗り遅れれば、自律性や経済安全保障のリスクとなり得る。
国内外の問わず連携し成長を目指す企業を積極的に支援し、産業の振興を図る経済産業省の取組を解説いたします。
経済産業省
製造産業局 宇宙産業課
宇宙産業課長
髙濵 航
経歴:
早稲田大学理工学部卒、米国カリフォルニア大学サンディエゴ校国際関係大学院修了。大分県出身。
2002年に経済産業省に入省後、情報機器産業政策や東日本大震災後のエネルギー政策、G7議長国としての気候変動交渉等を経験。2024年7月、経済産業省の組織再編とともに、初代の宇宙産業課長に就任。それまでの間、欧州での勤務や、大分県での勤務も経験。特に、大分県での勤務時には、商工観光労働部長として米国宇宙企業との連携含め、大分空港をアジアの宇宙港とするプロジェクトを立ち上げ。地方から世界まで、地球から宇宙まで、幅広い視点で宇宙産業の変革に取り組む。
Moon-3-3 会場:Moon Stage
8/1(金)13:00~13:30
H3ロケットの挑戦
H3ロケットは、開発の後半に新型のメインエンジンLE-9に技術課題が生じ、その解決が困難を極めたため、2年の延期を経て2023年3月に試験機1号機の打上げに臨みました。しかし、第2段エンジンが着火せず失敗に終わりました。
本講演では、H3ロケットの目指す世界とその開発の過程、および、どのように失敗を克服し試験機2号機によるReturn To Flight(再挑戦)を果たしたか?についてマネジメントの視点を含め、お話させていただきます。
JAXA(国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構)
理事 / 宇宙輸送技術部門 部門長
岡田 匡史
経歴:
1989年 JAXAの前身である宇宙開発事業団に入社
入社以来、種子島宇宙センター、筑波宇宙センターなどで液体ロケットおよびロケットエンジンの開発に従事
2015年 H3プロジェクトチーム プロジェクトマネージャ
2024年 理事 宇宙輸送技術部門長(現職)
※敬称略。都合により講師、プログラムの内容に多少の変更がある場合がございます。あらかじめご了承ください。